マドリードの旅程はかなり早くから決めていたが、Sachaだけは出発が近づいてようやく予約が取れた。出発前にwishlistに眠っていたSachaのことを思い出し、この宝物を逃さずに済んでよかった。
雰囲気があって、なおかつ本当に美味しい小さな店。クラシックで、肩肘張らず、どこか旧時代のオールドマネーな空気をまとっている。スペイン・カタルーニャ料理の土台があり、フレンチの緻密さがあり、そして小さなワインバーのような気楽さもある。真っ昼間から、どのテーブルもすでにほろ酔いだった。
料理や文化的な色付けを強く打ち出すというより、オーナー自らの応接間のような雰囲気で、美味しく心地よく食べてもらうことをより大切にしているように感じられた。
料理が出てくるのがとにかく早く、最初の一皿からすでに見事だった。
🦀 Falsa lasaña de txangurro、軽やかなフレンチ構成のシーフードパスタ。蟹がもたらす海の香りと旨みが濃厚で、香りが一気に脳天まで抜ける一方、パスタ自体の存在感は腸粉のように軽やかだった。
🐂 Tuétano asado、牛骨髄と牛肉。Sachaの看板料理で、一度食べたら忘れられない組み合わせ。牛骨髄はゼリーのような食感で、極上に柔らかい牛肉、そしてたっぷりの牛肉ジュースとともにパンの上に重ねられている。何層にも広がる乳の香り、濃厚な肉の香り、そこに爽やかさ、柔らかさ、噛み応えが加わる。純粋で、ストレートで、それでいて豊か。
🥗 途中で口direct直しに葉野菜の一皿を注文。オリーブオイルに包まれて、野菜の清々しい香りがしっかり感じられた。
🍫 Postre de chocolate、デザートも手を抜いていない。柔らかくきめ細かく、香り豊かなチョコレートとレモンのコンデンスミルクの組み合わせが実にちょうどよかった。
まさに理想的な宝石のような店。盛り付けはシンプルだが、実際に口に運べばどの皿も本当に美味しい。何度でも通いたくなる。
🍴Restaurant Sacha
💶80+








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